うつけ者
うつけもの
名詞
標準
fool
文例 · 用例
前田利家は余り人の悪口を云うような人では無いが、其の世上の「うつけ者」の二人として挙げた中の一人は、確と名は指して無いが信雄ではないかと思われる。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
なれども、せがれはご覧のような鈍根のうつけ者、群青色焼き分けは夢おろか、てんからふできな、先に望みもないやつなのでござります。
— 献上博多人形 『右門捕物帖』 青空文庫
今いちどそれなるうつけ者達ののぼせ番附呼びあげてみい」「心得ました。
— 幽霊を買った退屈男 『旗本退屈男 第十話』 青空文庫
うつけ者めがッ」「はッ」「は、ではない!
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
兄弟は、うつけ者のごとく、ただ茫然として数日を過した。
— 菊池寛 『仇討三態』 青空文庫
敵を探し出しながら、おめおめと病死させるとはなんといううつけ者じゃ」 が、そんな非難はまだよい方だった。
— 菊池寛 『仇討三態』 青空文庫
その人物が医療に携わっていると指摘できなければ、僕は相当のうつけ者にちがいない。
— A SCANDAL IN BOHEMIA 『ボヘミアの醜聞』 青空文庫
亭主は案に相違し、世にはうつけ者もあればあるものと、独り心に笑いながら、言うがままにその金を受け取った。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
作例 · 標準
この言葉の定義は「fool」である。
「fool」という意味で使われることが多い。
fool」という概念は重要だ。
その出来事は「fool」の良い例だ。