抜け作
ぬけさく異読 ヌケサク
名詞
標準
fool
文例 · 用例
抜け作の婆さんも酔っているからそんなことは気がつかなかったろうし、気がついても気にかけることのない大先生なのである。
— 坂口安吾 『九段』 青空文庫
そしてその悔しさも兄貴から痛いところをやられたからというよりは、本当に自分はぼんやりの抜け作なのだろうかという反省から来る悔しさが先に立った。
— 犬田卯 『錦紗』 青空文庫
だのに……自分はいわゆるぼんやり者、抜け作の部類に属するとしか考えられぬ。
— 犬田卯 『錦紗』 青空文庫
自分がやはり抜け作なんだ。
— 犬田卯 『錦紗』 青空文庫
かような護衛とともに家に籠るなど僕は抜け作でした。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
それを聞いたら、未来永劫がたがた慄えていなけりゃならんぞ、このろくでなしの抜け作めら。
— DER WEG ZUM FRIEDHOF 『墓地へゆく道』 青空文庫
」 卜斎は、つれてきた半助などには目もくれず、頭からこの怠け者の抜け作などとどなりつけて、さんざん油をしぼったあげく、「それに、あとで聞けば、てめえは、夕方、物置小屋から二、三十本の松明をぬすみだしていったそうだが、いったい、そんな物をどこへ持ちだして、なんのために使ったのだ。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
作例 · 標準
「まったく、お前は本当に抜け作だな!」と、彼は呆れたように言った。
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そんな抜け作な真似ばかりしていると、いつか痛い目を見るぞ。
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彼の抜け作な発言には、さすがに周りの人も苦笑いするしかなかった。
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