酒肴
しゅこう異読 さけさかな
名詞
標準
food and (alcoholic) drinks
文例 · 用例
ただ酒肴のよく整ひて美なるを賞す。
— 萩原朔太郎 『歳末に近き或る冬の日の日記』 青空文庫
そして次の間を開けると酒肴の用意がしてある。
— 國木田獨歩 『少年の悲哀』 青空文庫
そして次の間をあけると酒肴の用意がしてある。
— 国木田独歩 『少年の悲哀』 青空文庫
間もなく貞二が運ぶ酒肴整いければ、われまず二郎がために杯を挙げてその健康を祝し、二郎次にわがために杯を挙げかくて二人ひとしく高く杯を月光にかざしてわが倶楽部の万歳を祝しぬ。
— 国木田独歩 『おとずれ』 青空文庫
但し御酒肴とも油障子に記してある。
— 泉鏡太郎 『松の葉』 青空文庫
江戸のお客の口には合うまいがと云い訳をしながら、彼は女房や女中たちに指図して、すぐに酒肴を運び出させた。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
けれども、ものの半時間も経たぬうちに、おたかはそわそわと立ち上って銭湯へ酒肴など持って行き、ひとびとをあっといわせた。
— 織田作之助 『婚期はずれ』 青空文庫
児子家では、この正月から年始の客に酒肴を出しても良いということになった。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫