趣向
しゅこう
名詞頻度ランク #12802 · 青空 1157 例
標準
plan
文例 · 用例
ピントを覗く爲に皆申合せたやうに羽織の裾をまくつて頭に冠ると、銘々の羽織の裏の鹽瀬の美しい模樣が茶店に休んでゐる女學生達の面前にずらりと陳列される趣向になつてゐた。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
それぞれちがった色硝子の障子で天然の色を三通りに濾し分け、別々に撮った三つの写真版を赤黄青の三色で重ね刷りにするという趣向であって、絵具の調合などが巧みにゆけば相応に天然に近い色が出来る。
— 寺田寅彦 『天然色写真新法』 青空文庫
岡田には梅がなかろうか……此草花は面白い 殊につくしがふるっている なかなか趣向もある 日本画家などにはこれほどの趣向あるものもないなどと笑われた。
— 伊藤左千夫 『根岸庵訪問の記』 青空文庫
同時にいたずら好きの天分をも発揮して、ガス管内に空気を押し込み、先生の祈祷が始まると燈火が自然に消えるという趣向を案出し実行した。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
とにかく、これでもかこれでもかと眼新しい趣向を凝らして人性の自然を極度に歪曲したものばかり見せられている際に、たまたまこういう人間らしい平凡な情味をもった童話的なものに出会うと清々しい救われたような気持がするから妙である。
— 寺田寅彦 『映画雑感6』 青空文庫
何だか批評者がそれを見付けて、そして簡単な誰にも分る概念的な言葉で讃美するに恰好なような趣向や設計がありあり眼につく。
— 寺田寅彦 『帝展を見ざるの記』 青空文庫
同じ人間が同じ会の展覧会批評を毎年つづけて書けば、結局同じような事を繰返すことになりそうですから、少し趣向を変えてと思ったのが丁度その時の気分でこんなものになってしまいました。
— 寺田寅彦 『二科狂想行進曲』 青空文庫
この絵には別にこれと云って手っ取り早く感心しなければならないような、一口ですぐ云ってしまわれるような趣向やタッチが、少なくも私には目に立たない。
— 寺田寅彦 『ある日の経験』 青空文庫
作例 · 標準
実験では、触媒の主原料の純度が結果に大きく影響しました。
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標準
taste
作例 · 標準
作戦の主攻は、敵の左翼を迂回することに決定した。
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