手工
しゅこう
名詞
標準
handicrafts
文例 · 用例
その代り生徒に何かしら実用になる手工を必修させ、指物なり製本なり錠前なりとにかく物になるだけに仕込んでやりたいという考えである。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
手工は勿論高等教育を受けるための下地にはならないでも、人間(〔sittliche Perso:nlichkeit〕)として立つべき地盤を拡げ堅めるために役に立つ。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
しかしアインシュタインが、科学それ自身は実用とは無関係なものだと言明しながら、手工の必修を主張して実用を尊重するのが妙だと云うのに答えて次のような事を云っている。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
紙の色は鈍い鼠色で、ちょうど子供等の手工に使う粘土のような色をしている。
— 寺田寅彦 『浅草紙』 青空文庫
試験所前の曲ものや折箱を拵える手工業を稼業とする家の離れの小|座敷を借りて寝起きをして、昼は試験所に通い、夕飯後は市中へ行って、ビールを飲んだり、映画を見たりする単純な技術家気質の学生生活が始まった。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
春吉君たちは、六時間めの手工をしていた。
— 新美南吉 『屁』 青空文庫
その日の手工は、かわら屋の森一君がバケツ一ぱい持ってきたねんどで、思い思いの細工をするのである。
— 新美南吉 『屁』 青空文庫
水が豊富で土地に楮が植えられる関係から昔からこの界隈には手工業の和紙工場が在りました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
新しい企画の趣向について、アイデアを出し合いました。
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