前震
ぜんしん
名詞
標準
foreshock
文例 · 用例
また魚とは縁がないけれども、大地震前に人体に感ずるほどの前震はなくとも、微動計には数多の極微震が記録された例もある。
— 武者金吉 『地震なまず』 青空文庫
大正三年三月十五日秋田県|強首大地震の時、震源地方では何人も前震を感じなかったけれども、およそ百キロの距離にある水沢臨時緯度観測所の百二十倍微動計は、地震前数日の間、数多の極微震を記録したのであって、しかもその記象と問題の大地震の余震記象とはほぼ相似であった。
— 武者金吉 『地震なまず』 青空文庫
さればこれら極微震は当大地震の前震たりしと認めてよいであろう。
— 武者金吉 『地震なまず』 青空文庫
」「かく数多の例をたどって見ると、いわゆる大地震に対する動物の予感なるものは、実際は極めて微小な前震の感覚によるものと思われるのである。
— 武者金吉 『地震なまず』 青空文庫
タコが酔ったようになって陸に上がって来たことについては、「本地震に前震なるものがともなったとすれば、それに感じてかような挙動をしたかも知れぬが、前震のあったことは知られていない。
— 武者金吉 『地震なまず』 青空文庫
ふつうの伝書鳩なら、ぜんしんは石板色で、首のところに金みどりのぶちがあるのですが、いま鳩舎の上にのこっている鳩は、からだの色が、紺青で、そしてつばさのさきには、ふとい金のすじが二本とおっていて、よくみればみるほど、かわった鳩でした。
— 海野十三 『電気鳩』 青空文庫
ぜんしんの けが こうて かとうて。
— THE TALE OF MRS. TITTLEMOUSE 『おねずみおばさんのはなし』 青空文庫
「へい おどって うきぴょんの ペットさん ロンドンの あきんど ぜんしん まっ赤 えりは シルクで ふちどりは 金 おきんどたちは うかれて ねりあるき!
— THE TAILOR OF GLOUCESTER 『グロスターのふくやさん』 青空文庫
作例 · 標準
大きな地震が起こる数日前に、体に感じない程度の微かな前震が観測されていた。
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専門家は、昨夜発生した小規模な地震が巨大地震の前震である可能性を示唆した。
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前震が発生した時点で避難準備を整えていたため、本震による被害を最小限に抑えられた。
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