予震
よしん
名詞
標準
preliminary tremor
文例 · 用例
パリでは、一時日華の戦争いよいよ開始という大見出しの記事さえ掲げられ、行き交う人人の眼を奪った日のことも、実は、今日の予震のようなものかもしれなかった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
よしんば、その「希望」の星が貝殼の底に殘つてゐたとしたところで、浦島さんは既に三百歳である。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
俺がよしんば死なないにした処で、――今度の事――で監獄に打ち込まれるとしたらどうだ!
— 葉山嘉樹 『生爪を剥ぐ』 青空文庫
よしんば二十五円に十円ふえたらどれだけの贅沢ができる。
— 国木田独歩 『二老人』 青空文庫
よしんば、吾々同胞が、君に白状をしろと謂ったからッて、日本人だ。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
またよしんば兼ねることが出来るにしても、それは余計なお世話であるです。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
よしんば餌入れがなくて餌を保てぬにしても、差当り使うだけ使って、そこらに捨てて終いそうなものである。
— 幸田露伴 『蘆声』 青空文庫
よしんば、それが狸狐の悪戯にもせよ、人間の死骸とあれば知らぬふりをしておる訳には行かない。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
作例 · 標準
大きな地震の前に、数回の予震が観測された。
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予震があったため、住民は早めに避難することができた。
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気象庁は、予震の発生を注意深く監視している。
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