全身
ぜんしん
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #5248 · 青空 4856 例
標準
whole (body)
文例 · 用例
勿論、私は常に全身像を製作しろといふやうなことを云つてゐるのではなく、トルソも結構、手だけでも結構だが、トルソならトルソで、それが全一的な感じを与へるものではなければならぬと云ふのである。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
ふたたび私は、すごすご出発点に引返して、全身くたくたに疲れ、ぜいぜい荒い息を吐きながら、スタートラインに並んだ。
— 太宰治 『答案落第』 青空文庫
浴場へ行って清澄な温泉に全身を浸し、連日の疲れを休めていると、どやどやと一度に五、六人の若い女がはいって来て、そこに居たわれわれ男性の存在には没交渉に、その華やかな衣裳を脱いで、イヴ以来の装いのままで順次に同じ浴槽の中に入り込んで来た。
— 寺田寅彦 『二つの正月』 青空文庫
飲んでみると名状の出来ぬ芳烈な香気が鼻と咽喉を通じて全身に漲るのであった。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
全身の血が一度に血管を破つて体外にほとばしり出たやうな感じがした。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
全身がブルブル震つたことも意識した。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
山頂では狸と兎が朝露を全身に浴びながら、せつせと柴を刈つてゐる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
潭石の下には、大さ針の如くなる魚が、全身、透き通るように、青く染って、ぴったりと、水底に沈んでいる。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
作例 · 標準
激しい運動の後、彼は全身に心地よい疲労感を感じながら芝生の上に寝転んだ。
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冬の朝、全身を包み込む冷気から身を守るために、彼は厚手のコートの襟を立てた。
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彼女は全身をブランド品で固め、華やかなパーティー会場に颯爽と現れた。
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標準
systemic
作例 · 標準
特定の部位だけでなく、血液を通じて全身に影響を及ぼす疾患がある。
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この薬は全身への副作用を抑えるために、患部に直接塗るタイプとなっている。
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全身麻酔をかける前に、麻酔科医が患者の体調や既往歴を細かくチェックした。
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