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雌蕊

しずい
名詞
1
標準
文例 · 用例
植物図鑑によると雄花と雌花と別になっているそうであるが、自分の見た中にはどうも雄蕊雌蕊を兼備しているらしいものも見えた。
寺田寅彦 高原 青空文庫
やがて、ひよろ長い雄|蕊の頂きから、花粉を取つて、雌蕊の先へ持つて来て、丹念に塗り付けた。
夏目漱石 それから 青空文庫
斯うして、天気の好い時に、花粉を取つて、雌蕊へ塗り付けて置くと、今に実が結るんです。
夏目漱石 それから 青空文庫
やがて、ひょろ長い雄蕊の頂きから、花粉を取って、雌蕊の先へ持って来て、丹念に塗り付けた。
夏目漱石 それから 青空文庫
こうして、天気の好い時に、花粉を取って、雌蕊へ塗り付けて置くと、今に実が結るんです。
夏目漱石 それから 青空文庫
この「水だま」の下方の花弁は櫓船の衝角のやうに癒著して雄蕊雌蕊を密封してゐる。
牧野信一 卓上演説 青空文庫
そうして小さい一匹の羽虫が、雌蕊を分けて飛び出した。
国枝史郎 神州纐纈城 青空文庫
雄蕊は無数で雌蕊は一本、花弁散って殼果を残し、果は数室に分かれている室には無数の微細の種子が、白胡麻のように充ちている。
国枝史郎 天主閣の音 青空文庫
ウィキペディア

雌蕊 は、被子植物の花(両性花または雌花)に1個または複数ある雌性生殖器官で、一般には「めしべ」と呼ばれる。雌性配偶体である胚嚢をその内部に保護し、雄性配偶体である花粉を受け入れて、両者が形成する配偶子の間で受粉が成立するためのなかだちをする機能を持つ。また、その内部で種子が発育した後には、その周囲に形成される果実の原器となる。

出典: 雌蕊 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0