寡
か
名詞頻度ランク #21 · 青空 133 例
標準
minority
文例 · 用例
一つには非常に寡作のせゐもあるのだが、『そつとしておいてくれ』といふ気持の強い男だといふことがその主な理由だと思ふ。
— 中原中也 『詩集 浚渫船』 青空文庫
然るに今度全集をよみ、意外にその寡作なのに驚いた。
— 俳人としての芥川龍之介と室生犀星 『小説家の俳句』 青空文庫
師は学生の頃は至って寡言な温順な人で学校なども至って欠席が少なかったが子規は俳句分類に取りかかってから欠席ばかりしていたそうだ。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
そこで私は立って窓枠にのせてあった草花の鉢をもって片隅に始めから黙って坐っていた半白の老寡婦の前に進み、うやうやしくそれを捧げる真似をしたら皆が喜んでブラボーを叫んだり手と拍いたりした。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
それからまた「宇宙の形をしているから」とか「選挙のときの籤に使われる、従って寡頭政治を代表するものだから」ともある。
— 寺田寅彦 『ピタゴラスと豆』 青空文庫
彼灑掃応対進退の節と説き、寡妻に法り、兄弟に及ぶと云い、国を治むるのもとは、家を治むるにありと云い、家整うて国則整うと云い、其の家庭の問題を如何に重大視したか、詩経などの詩を見ても、家庭を謳うたものが多いのである。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
ドイツ側は勿論、聯合軍側でも気象学者がどれだけ活動しているかについては寡聞にして何らの報告にも接しないが、ドイツのごとき国柄では平生から推して考えてもほぼ想像は出来る。
— 寺田寅彦 『戦争と気象学』 青空文庫
あるいはまた津田君の寡黙な温和な人格の内部に燃えている強烈な情熱の※が、前記の後期印象派画家と似通ったところがあるとすれば猶更の事であろう。
— 寺田寅彦 『津田青楓君の画と南画の芸術的価値』 青空文庫
標準
unmarried person