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角す

かくす
動詞-サ変-す動詞-他動詞
1
標準
to compare (e.g. in a competition)
文例 · 用例
禮文華峠の突角すら、魔女の髮のやうに亂れた初夏の雲の一部かと思はれる程朧ろである。
有島武郎 潮霧 青空文庫
最早袂別の時刻も迫つて來たので、いろ/\の談話はそれからそれと盡くる間も無かつたが、兎角する程に、ガラン、ガラ、ガラン、ガラ、と船中に布れ廻る銅鑼の響が囂しく聽えた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
角する程に怪の船はます/\接近し來つて、白、紅、緑の燈光は闇夜に閃めく魔神の巨眼のごとく、本船の左舷後方約四五百|米突の所に輝いて居る。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
角する間に今迄は、其邊を縱横に暴廻つて居つた沙魚は、其氣味惡き頭を南方に向けて、恰も矢を射るやうに駛り出した。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
實に此島在つて以來の大盛况※兎角する程に、海底戰鬪艇は試運轉を終り、櫻木海軍大佐は再び一隊を指揮して上陸した。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
角する程に結びの綱は解かれて、吾等兩人を乘せたる輕氣球は、遂に勢よく昇騰をはじめた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
「とに角すつかり僕は氣になつてしまつてね、電車が止まつてまた動き出す、ひよいと向うを見ずにはゐられなくなる。
南部修太郎 S中尉の話 青空文庫
角するうちに半紙八つ切りの料の紙、小さく折られたるが雲形塗のお盆の上に堆たかくなりぬ。
石川啄木 閑天地 青空文庫
作例 · 標準
決勝戦では、二人のエース選手が互いの実力を角すように競い合い、会場は熱気に包まれた。
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この大会では、出場者の技術を厳密に角すための詳細な審査基準が設けられている。
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新人賞を巡っては、若手俳優たちが互いの演技力を角すように切磋琢磨した。
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互いのアイデアを角すことで、より洗練された解決策が見つかることもあるだろう。
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