嚇す
かくす
動詞-サ変-す動詞-他動詞
標準
to threaten
文例 · 用例
その前で嘘をつかれた義理じゃああるめえ」と、半七は墓を指して嚇すように云った。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
」 嚇す積りでもなかつたが、お道は何心なく斯う云つて聞かせると、それがお春の神經を強く刺戟したらしく、ひきつけたやうに眞蒼になつて母の膝にひしと獅噛み付いてしまつた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
それは自分が仕事をする場合に、ひとを嚇すためでもあった。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
ボンヤリしているのも智恵がないから、不忍の池の溢れた水中をジャブジャブ漕いで、納涼博覧会などを見物し、折から号外号外の声|消魂しく、今にも東都全市街水中に葬られるかのように人を嚇す号外を見ながら、午前十一時五十五分、今度は首尾よく上野出発。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
藩侯の宝物蔵にあったという、由緒づきの大な遠目金を台つきで廻転させるのであるから、いたずらものを威嚇するのは十分だが、慌しく映るものは――天女が――縞蛇に――化鳥に―― またたちまち……「やあ、轆轤首の女だ、運五郎。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
さうして嚇すやうに小声で云つた。
— 岡本綺堂 『赤膏薬』 青空文庫
易者の哲理萩原朔太郎 すべての易者たちは、彼の神祕な筮竹を探りながら、威嚇するやうな調子で言ふ。
— 萩原朔太郎 『易者の哲理』 青空文庫
易者の哲理萩原朔太郎 すべての易者たちは、彼の神秘な筮竹を探りながら、威嚇するやうな調子で言ふ。
— 萩原朔太郎 『易者の哲理』 青空文庫
作例 · 標準
「言うことを聞かないなら、痛い目を見るぞ」と、彼は相手を嚇した。
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チンピラたちは、脅迫めいた言葉で通行人を嚇し、金品を奪おうとした。
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相手を恫喝し、恐怖心を植え付けようと、彼はわざと恐ろしい顔で嚇した。
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「この件を公表されたくなければ、我々の要求に従え」と、犯人は被害者を嚇した。
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