大巧
たいこう
名詞
標準
great talent
文例 · 用例
随園詩を論じて大巧の朴と濃後の淡とを以ってよしとなす。
— 永井荷風 『偏奇館漫録』 青空文庫
いつになったらいったいこうしたことに鳧がつくのか。
— 梶井基次郎 『冬の蠅』 青空文庫
わたくしは母のみならず、人さまから、一たいこういう感違いをされる度びに、この頃では悲しいというより、人が悪くなって、却って何か楽しい気がするようになりました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
鈴木女教員が高津校長に宛てた遺書には、だいたいこういう意味のことが書かれていた。
— 佐左木俊郎 『錯覚の拷問室』 青空文庫
いったいこうやって、毎日毎日描いているのに、描かれる人の目の表情がいつも変らずにいるものでしょうか」「それは変るだろう。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
ああしたいこうしたいという暢やかな心にふと浮んだ思いつきも、一言唇の外に出ると、すぐ命令として受けとられ、立ちどころに、ゆとりのない完全さで遂行されてしまう。
— 宮本百合子 『古き小画』 青空文庫
何と云う冷たいこうまんちきな女だろう、私は、どこへ行っても砂っ原のように亮々とした思いがするので、厭になってしまった。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
だいたいこういった古風な家で、書架に必ず姿を現わすものと云えば、まず思弁学でヴォルテール、文学ではゲーテだ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、その分野における大巧の人物として、世界中から認められている。
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その大巧な戦略は、多くの人々を驚かせた。
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「おお、見事な手腕!まさに大巧と呼ぶにふさわしい。」観客は賞賛の声を上げた。
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