大功
たいこう
名詞
標準
distinguished or meritorious service
文例 · 用例
獅子狩は何んでも十|幾遍か催されたが例も武村兵曹の大功名であつた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
五年前、彼が横須賀の軍港に於て永き袂別を私に告ぐる時、彼は决然たる顏色を以て言つたです「今より五|年の後には、必ず一大功績を立てゝ、君に再會する事が出來るだらう」と。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
如かず人情を棄てて公道に就き、眼前に下枝が虐殺さるる深苦の様を傍観せんか、と一度は思い決めつ、我同僚の探偵吏に寸鉄を帯びずしてよく大功を奏するを、栄として誇りしが、今より後は我を折りて、身に護身銃を帯すべしと、男泣に泣きしとなん。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
殊にも先年、やはり内々ごひいきだつた畠山の御一族を心ならずも失ひなされてからは、この唯一の生きのこりの大功臣をいよいよ大事においたはりなされ、このたびの上総の国司所望の事もなるべくは御許容なされたいやうな御様子が私たちにさへほの見えてゐたのでございます。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
輝祖は開国の大功臣たる中山王徐達の子にして、雄毅誠実、父|達の風骨あり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
一鉄は美濃三人衆の第一で、信長が浅井朝倉を取って押えるに付けては大功を立てて居る、大剛にして武略も有った一将だ。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
当時氏郷は何万石取って居たか分明でないが、松坂に居た天正十六年は十六万石|若くは十八万石であったというから、其後は大戦も無く大功も立つ訳が無いから、大抵十八万石か少し其以上ぐらいで有ったろう。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
梵天は此世の統治者で、二生の人たる嬰児の将来は、其の前生の唱名不退の大功徳によって梵天の如くにあるべしという意からの事だ。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、国家のために大功を立てた英雄として称えられた。
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その発見は、医学界に多大な大功をもたらした。
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「あなたの長年の尽力は、まさに大功と言えるでしょう。」社長が彼に感謝の意を示した。
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