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考妣

こうひ
名詞
1
標準
deceased parents
文例 · 用例
歳神様は、三日の晩に尉と姥の姿で、お帰りになると言ふ信仰には、此考妣二位の神来訪の印象が伝承されてゐる様です。
折口信夫 門松のはなし 青空文庫
さうして、合理化しては、邑落の祖先なる考妣二体を中心とする多数の霊魂であるとした。
――序説として―― 唱導文学 青空文庫
而も、対照的に思惟し、発想する癖からして、二つの対立したものと考へ、それが祖先である為に、考妣一対の霊と思はれる様にもなつた。
――その基礎論―― 日本文学の発生 青空文庫
そして、考妣二体の神が呪詛にあづかる点をも具へてゐる。
――その基礎論―― 日本文学の発生 青空文庫
三 沖縄の翁祖先考妣の二位の外に、眷属大勢群行して、家々をおとなふ形。
折口信夫 翁の発生 青空文庫
四 尉と姥かう言つて来ますと、考妣二体、又は一位の聖なる者の、或は群行者を随へて来る神来臨の形式が思はれます。
折口信夫 翁の発生 青空文庫
考妣二体の聖なる老人と言へば、直に聯想するのは、高砂の松の精と住吉明神一対の「尉と姥」の形です。
折口信夫 翁の発生 青空文庫
常世の国の考妣二位のまれびとを、常世の蓬莱化した時代にも、仙人の代りに据ゑて怪しまなかつたのです。
折口信夫 翁の発生 青空文庫
作例 · 標準
彼の人生の指針は、常に考妣の教えであった。
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考妣の眠る墓前で、静かに手を合わせた。
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彼は考妣の遺志を継ぎ、地域社会に貢献した。
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