秘法
ひほう
名詞頻度ランク #40087 · 青空 248 例
標準
secret method
文例 · 用例
一家秘法の銀流、はい、やい、お立合のお方は御遠慮なく、お持合せのお煙管なり、お簪なり、これへ出してお験しなさいまし、目の前で銀にしてお慰に見せましょう、御遠慮には及びません。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
鴎外や芥川龍之介などどのようにしてあれ程多読出来たのか、どのようにして読書の時間をつくったのか、そしてどのようにして読んだものを巧く身につけたのか、その秘法があれば教えて貰いたいと思うくらいである。
— 織田作之助 『僕の読書法』 青空文庫
安二郎はうどん屋の出前持ちであったが、兄の商売の秘法を教えられ、生玉町に一戸を構えて、口金商を始めた。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
このごろまた、小説を書きはじめて、女性を描くのに、多少、秘法に気がついた。
— 太宰治 『女人創造』 青空文庫
長次はやがて思案の末、新八、太七の買つけの薬舗に行つて薬を調べたりして腐心するのであつたが、一向その秘法も埒明かず、果ては病人のやうに幼な心を痛めるのを、母親はとかくに慰め訓へて無駄な労力を止めようとするのであつた。
— 幸田露伴 『名工出世譚』 青空文庫
漸く虹蓋の秘法が判りました。
— 幸田露伴 『名工出世譚』 青空文庫
せつかく御酒を一つと申されたものを、やけな御辞退で、何だかね、南蛮秘法の痲痺薬……あの、それ、何とか伝三熊の膏薬とか言う三題|噺を逆に行ったような工合で、旦那方のお酒に毒でもありそうな様子|合が、申訳がございません。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
「何も、家伝の秘法の言ふて、勿体を附けるでねえがね……祖父の代から為た事を、見やう見真似に遣るでがすよ。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
作例 · 標準
その老舗の和菓子屋には、一族以外には決して明かされない秘法が伝わっている。
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錬金術師たちは、安価な金属を黄金に変えるための秘法を生涯かけて追い求めた。
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代々受け継がれてきた刀鍛冶の秘法により、折れず曲がらずの銘刀が作られる。
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標準
esoteric rituals (in Shingon Buddhism)
作例 · 標準
高野山の奥深くで、選ばれた阿闍梨だけが修することを許される真言の秘法が執り行われた。
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国家の安寧を祈念するために、宮中では古来より様々な秘法が伝承されている。
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彼は厳しい修行の末に、師匠から護摩焚きの秘法を授けられた。
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