秘方
ひほう
名詞
標準
secret method
文例 · 用例
六神丸の秘方たる人胆の採取なり。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
此の六神の秘方は江戸の公方、京都の禁裡の千金の御命を救ひ参らせむ為に、年々|相調へて献上仕るもの。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
その印のところで火傷を撫でるのですが、なんでも印のところに秘方の薬がつけてあるということです。
— 岡本綺堂 『江戸の化物』 青空文庫
春葉氏と子供4・21(夕) 洋画家の鹿子木孟郎氏は、結婚した当座といふもの、子供が無いのを甚く苦に病んでゐたが、巴里で秘方の薬でも授かつたものか、二度目の洋行から帰つて来ると、程なく花のやうな女の児を儲けた。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
実際結婚は健康の秘方ともいふべきもので、余り懇意でない人には、おいそれとこんな秘方を言つて聞かせるのは惜しい位のものだ。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
道徳的であつて、加之に寿命が四つも五つも延びるといふ秘方だと聞いては、誰だつて結婚せずには置かれない筈だ。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
こゝにお座敷のお客達に黙つて上方舞を見惚れさせる一つの秘方がある。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
出来る児も、出来る児もやくざな石塊のやうな男の児ばかりなので、村では地方出の代議士に頼んで、男でも女でも自由に産む事の出来る秘方を説いた書物はないものか、有るならこつそり教へて貰ひたい、もしか無いならば専門の学者に研究させて貰ひたいといふ、大変な陳情をしたといふ事だ。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
祖父は重い風邪を引いたとき、卵酒に特殊なスパイスを加える秘方を教えてくれた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
この薬膳スープには、美容に効果があると言われる独自の秘方が使われている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼女は料理教室で、安い肉を最高級のステーキのように柔らかくする秘方を披露した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview