王党
おうとう
名詞
標準
royalists
文例 · 用例
彼は陸軍大佐となり王党の国会議員となり、Duke of Leinster の娘の Lady Fitzgerald と結婚した。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
アンリーはリヨンで王党の党員だったが矯激の振舞いがあったのでしばらくフランス縮緬の輸出の仕事を請負って東洋へ来た。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
でも、王党の人はまだこゝに来てかくれてゐるものがあるんださうですよ」時子はこんなことを言ひながら、それでも自分が案内しなければならないといふやうに、そこにゐるロシア人の子供をつかまへて、簡単なロシア語で、アンナ・パブロオナといふ女の住宅を訊いた。
— 田山録弥 『アンナ、パブロオナ』 青空文庫
」(註――斯の国家の頃には、年々季を改めて王党の元老会が、騎士級の人々の持馬を検査する厳かな合評会があつた。
— 牧野信一 『くもり日つゞき』 青空文庫
何故ならマルクスがバルザックの作品を評したなかで、バルザックが政治的には王党派であったにもかかわらず彼の文学におけるリアリズムの力は、どんな経済学の本よりも当時のフランスの社会相とプロレタリアートの未来を描破しているという意味の言葉を云っている。
— 宮本百合子 『今日の文学の展望』 青空文庫
このことに連関して、バルザックは王党派であったにも拘らず、プロレタリアの歴史的意味を正しく作品の中に反映していた、それは彼が傑れた芸術家であったからだという風に、簡単な反映論や無意識論が擡頭した。
— 宮本百合子 『今日の文学の鳥瞰図』 青空文庫
父の死後母は熱心な王党員である司令副官と結婚し、この一家とマリイ・アントワネットのきずなは、アントワネットが断頭台にのぼる前、ロオルの母に自分の髪飾りと耳輪とを形見に与えた程深いものであった。
— 宮本百合子 『バルザックに対する評価』 青空文庫
性格的にはベルニィ夫人と全く反対のカストリィ公爵夫人の気に入るために、バルザックは数県から王党派代議士として立候補し、いずれも落選した。
— 宮本百合子 『バルザックに対する評価』 青空文庫
作例 · 標準
例句