王権
おうけん
名詞頻度ランク #33196 · 青空 53 例
標準
royal authority
文例 · 用例
かねて信心する養安寺村の蛇王権現にお詣りをして、帰りに北の幸谷なるお千代の里へ廻り、晩くなれば里に一宿してくるというに、お千代の計らいがあるのである。
— 伊藤左千夫 『春の潮』 青空文庫
夜の食を済ませて後、為すこともなければ携えたる地理の書を読みかえすに、『武甲山蔵王権現縁起』というものを挙げたるその中に、六十一代|朱雀天皇|天慶七年秩父別当武光同其子七郎武綱|云々という文見え、また天慶七年武光奏し奉りて勅を蒙り五条天皇(疑わし)少彦名命を蔵王権現の宮に合せ祀りて云々と見えたり。
— 幸田露伴 『知々夫紀行』 青空文庫
そこに蘇伯阿という望気の術の上手な者の名が見えているがこれは漢末であり、水に没した周鼎(古代中国、周王朝の鼎・王権の象徴の器物)の在る所を望気の術によって調べた新垣平は漢初の人である。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
後金兵来寇するに及び、所部四百騎もて十余戦せるも、大将王権はまず遁れ、武将|戴皐は来り援わず、興ついに馬とともに討死せるを朝廷憫んで廟を建てた。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
『厳神鈔』に山王権現第一の使者に猿、第二の使者鹿なり。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
蔵王権現は弥勒の化身と『義楚六帖』にいえば、これを尊拝する山伏輩がもっとも平等世界や鶏足崇拝を説き廻っただろう。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
事の起こりましたのは山王権現、俗に山王さんといわれているあのお祭りのさいちゅうでした。
— 笛の秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
かくするうちにも、山王権現のおみこしは、総江戸八十八カ町の山車引き物、屋台を従えながら、しずしずと、いや初かつおのごとく威勢よく竹橋ご門外に向かって、お矢倉さきにさしかかってまいりました。
— 笛の秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
例句