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黄桃

おうとう
名詞
1
標準
yellow peach
文例 · 用例
おうとうなろうと勝手だとな。
国枝史郎 名人地獄 青空文庫
売ってしまおうとうちのとっ様がいうと、馬はむっくりと起き上って、もう斯んなに脚が立つから、どうか売らずに置いてくれと、拝むように頼んで居る夢であった。
柳田國男 夢と文芸 青空文庫
「釣れたらさしみせんか」 実枝は重吉の横顔をふり仰いでそういうと、重吉は立ちどまって、おう、おうとうなずき、「さっき、それをいおうと思てな」と、今度はすらすらといいまた笑いだすのであった。
壺井栄 青空文庫
このほどこころざし候て、しゅく(宿)の老のため、とらわれとなり申し候、いにしえのおうとうのごとく、くるしみをうけ申し候えども、のちの世、きくものかんぜざらん事あるべからず、すこしもうれいかなしみはなきものなり、めでたくかしこ。
第四部 樅ノ木は残った 青空文庫
「――このほどこころざし侯て、宿老のためとらわれとなり申し候、いにしえのおうとうのごとく、くるしみをうけ候えども、のちの世きく者、かんぜざらんことあるべからず、すこしもかなしみはなきものなり」 それは七十郎の遺書の一節である。
第四部 樅ノ木は残った 青空文庫
作例 · 標準
例句