真書
しんしょ
名詞
標準
printed style (of writing Chinese characters)
文例 · 用例
彼の祖父の非凡な人であったことを今ここで詳しく話すことはできないが、その一つをいえば真書太閤記三百巻を写すに十年計画を立ててついにみごと写しおわったことがある。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
一つ一つ「帽子」を脱ぎ取って縁側へ並べたり子芋の突起を鼻に見立てて真書き筆でキューピーの顔をかき上げるものもあった。
— 寺田寅彦 『球根』 青空文庫
或る時尋ねると、極細い真書きで精々と写し物をしているので、何を写しているかと訊くと、その頃地学雑誌に連掲中の「鉱物|字彙」であった。
— 内田魯庵 『鴎外博士の追憶』 青空文庫
銘々に写して、その写本を以て毎月六才|位会読をするのであるが、之を写すに十人なら十人一緒に写す訳けに行かないから、誰が先に写すかと云うことは籤で定めるので、扨その写しようは如何すると云うに、その時には勿論洋紙と云うものはない、皆日本紙で、紙を能く磨て真書で写す。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
『日本外史』『真書太閤記』が来る。
— 一九一四年(大正三年) 『日記』 青空文庫
例の通「真書太閤記」も一二節に芝居の衣をかけしまでにて、かたりに記せる修羅場の読切といへるには適すれども、むづかしき戯曲論など担ぎ出すべきものに非ず。
— 三木竹二 『明治座評』 青空文庫
その下で、雁皮紙を横綴にしたものへ、真書き筆で、こまごまと父への手紙をかく。
— 宮本百合子 『中條精一郎の「家信抄」まえがきおよび註』 青空文庫
わたくしは病床で『真書太閤記』を通読し、つづいて『水滸伝』、『西遊記』、『演義三国志』のような浩澣な冊子をよんだことを記憶している。
— 永井荷風 『十六、七のころ』 青空文庫
作例 · 標準
書道の授業で、真書の基本を学んだ。
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彼は、楷書や真書など、様々な書体を習得している。
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達筆な真書で書かれた手紙に感動した。
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標準
book or document that is factual in nature
作例 · 標準
この歴史書は、当時の出来事を記した真書に基づいて書かれている。
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彼は、その説が真書であるかどうかを徹底的に調査した。
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その文書は、真書として後世に伝えられた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
真書(しんしょ)は、日本語において以下の意味がある。 漢字を楷書で書くこと。また、その書体。真字(しんじ)とも言う。 真実を記した文書・書物。 真書/真書き(しんかき)と読む場合は、楷書の細書きに用いる筆のこと。真書き筆。
出典: 真書 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0