幻辞.com

草書

そうしょ
名詞
1
標準
highly cursive style (of writing Chinese characters)
文例 · 用例
それは旅中で知合になった遊歴者、その時分は折節そういう人があったもので、律詩の一、二章も座上で作ることが出来て、ちょっと米法山水や懐素くさい草書で白ぶすまを汚せる位の器用さを持ったのを資本に、旅から旅を先生顔で渡りあるく人物に教えられたからである。
幸田露伴 観画談 青空文庫
もう一つ比喩を改めて云えば、あなたの文章は楷書でなくって悉く草書です。
夏目漱石 木下杢太郎著『唐草表紙』序 青空文庫
それも懐素のような奇怪な又|飄逸なものではありません、もっと柔らかに、もっと穏やかに、そうして時々粋な所を仄かすといったような草書です。
夏目漱石 木下杢太郎著『唐草表紙』序 青空文庫
円通は興にまかせて流るるような草書を書いて与えました。
岡本かの子 茶屋知らず物語 青空文庫
雨戸を固く鎖したる本堂の扁額には霊鷲山、舎利蔵寺と大師様の達筆にて草書したり。
夢野久作 白くれない 青空文庫
一方、草仮名といつて草書を思ひ切つて崩した平仮名が出来、日本独得の美術的な書体を作つた。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
八畳のあつさりした室の一方は床になつて、草書の大字を書いた軸がかゝり、その前の置き花生けには燕子花のやうな草花がさしてあつた。
田中貢太郎 青空文庫
」 正面に、葛飾郡永代築地 と鐫りつけ、おもてから背後へ草書をまわして、 此処寛政三年波あれの時、家流れ人死するもの少からず、此の後高波の変はかりがたく、溺死の難なしというべからず、是に寄りて西入船町を限り、東吉祥寺前に至るまで凡そ長さ二百八十間余の所、家居取払い空地となし置くものなり。
泉鏡花 葛飾砂子 青空文庫
作例 · 標準
書道教室で、先生が草書の美しい書き方を教えてくれた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
古文書には、読み解くのが難しい草書で記されたものが多い。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の書く草書は、力強さと優雅さを兼ね備えている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash