悠長
ゆうちょう
形容動詞名詞頻度ランク #27287 · 青空 423 例
標準
leisurely
文例 · 用例
この辺りまで畑打つ男女|何処となく悠長に京びたるなどもうれし。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
そして流行着のマネキンを乗せたロンドン通いの飛行機が悠長に飛んで行く。
— 岡本かの子 『巴里の秋』 青空文庫
關東人である僕の性急と、東北人たる福士君の大陸的悠長とは、殆んど耐へがたきコントラストだ。
— 萩原朔太郎 『歳末に近き或る冬の日の日記』 青空文庫
併しそんな悪戯はもう時代おくれで、天保以後の江戸の世界には、相当の物種をつかって世間をさわがせて、蔭で手をうって喜んでいるような悠長な人間は少なくなった。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
然し、今は其樣な事を悠長に考へて居るべき塲合でない。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
「可哀相でならないから、委しく、いろんな話を聞いてみたいけれど、そんな、悠長な間はないんだもの。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
雖然悠長な而して不斷の力は、ともすると人の壓伏に打勝ツて、其の幽韻は囁くやうに人の鼓膜に響く。
— 三島霜川 『解剖室』 青空文庫
天井に唸る電気扇の真下に居て、けむるような睫毛を瞳に冠せ、この娘特有の霞性をいよいよ全身に拡げ、悠長に女扇を使いながら社長のいうことを聴いている。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
作例 · 標準
彼はいつも時間に余裕があるようで、悠長にコーヒーを飲んでいる。
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締め切りが近いのに、彼女はまだ悠長に本を読んでいる。
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焦らず、悠長に構えていれば、きっと良い結果が出るだろう。
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