幽鳥
ゆうちょう
名詞
標準
mountain bird
文例 · 用例
さすれば、妍々たる花容も囀々たる鶯声も、みな宇宙の大精神の照応にして、仏書にいわゆる「古松談般若、幽鳥弄真如。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
」(古松は般若を談じ、幽鳥は真如を弄ぶ)とあるも、「渓声便是広長舌、山色豈非清浄身。
— 井上円了 『通俗講義 霊魂不滅論』 青空文庫
この騒ぎのなかに川上なんぞゆうちょうなまねして捜すとんまがありますものかい?
— へび使い小町 『右門捕物帖』 青空文庫
けれども、たとい非役であったにしても、このぷきみな怪談を耳に入れて、いまさら出仕などゆうちょうなまねが、なぜにしていられましょうぞ!
— 生首の進物 『右門捕物帖』 青空文庫
何をゆうちょうなまねをしているんですかよ!
— 死人ぶろ 『右門捕物帖』 青空文庫
きょうばかりゃゆうちょうに構えている場合じゃねえんですよ。
— 闇男 『右門捕物帖』 青空文庫
「それにしてもゆうちょうな敵ではないか。
— 国枝史郎 『名人地獄』 青空文庫
もしかすると、六部の巣も、あれかもしれぬぞ……」 と勇みたって近づいていくと、はたして、くずれかけた文殊閣の石段のうえに、白衣の六部が、月でもながめているのか、ゆうちょうな顔をして腰かけている。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
作例 · 標準
森の奥深くから聞こえる幽鳥のさえずりが、静寂を破っていた。
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珍しい幽鳥の姿を写真に収めようと、バードウォッチャーたちが山に集まった。
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都会の喧騒を離れ、静かな山小屋で幽鳥の声に耳を澄ませた。
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