せせこましい
せせこましい
形容詞
標準
narrow
文例 · 用例
しかしアインシュタインは就学の自由を極端まで主張する方で、聴講資格のせせこましい制定を撤廃したいという意見らしい。
— 寺田寅彦 『アインシュタインの教育観』 青空文庫
彼はそのせせこましい展望を逃れて郊外へ移った。
— 梶井基次郎 『過古』 青空文庫
よしんば、それが青春らしいものを、もだもだと表現しているにしても、二十代、三十代の者を唯一の読者とするような作品では、所詮はせせこましい天地に跼蹐しているに過ぎない。
— 織田作之助 『東京文壇に与う』 青空文庫
日本一の大原野の一角、木立の中の家|疎に、幅広き街路に草|生えて、牛が啼く、馬が走る、自然も人間もどことなく鷹揚でゆったりして、道をゆくにも内地の都会風なせせこましい歩きぶりをしない。
— 石川啄木 『初めて見たる小樽』 青空文庫
貝細工のような福寿草よりも、せせこましい枝ぶりをした鉢の梅よりも、私は、藁で束ねた藪柑子の輝く色彩をまたなく美しいものと思った。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
彼は、国者という、――何という哀れな、せせこましい、けちくさいことだろう、――理由で、船長のところへ、日ごろの寵を恃んで出かけて行った。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
退屈なせせこましい顔の若い女が淫奔な足音をたてしづかな!
— 詩集(1)初期詩篇 『小熊秀雄全集-2』 青空文庫
日本人はどうして恁うせせこましい、万事に抜目のない様な、悧巧さうな、小国民らしい顔をしてるだらうと、トンダ不平を起して再び目を窓外に転じた。
— 小樽より釧路まで 『雪中行』 青空文庫
作例 · 標準
この路地はせせこましくて、車がすれ違うのもやっとだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
狭くてせせこましい部屋だったが、居心地は悪くなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
せせこましい生活でも、工夫次第で豊かに暮らすことはできる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
標準
fussy
作例 · 標準
彼は些細なことにこだわって、とてもせせこましい性格をしている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
あまりにもせせこましいことを言って、相手を不快にさせてしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
計画が少しでも狂うと、せせこましい顔をする人がいる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite