優長
ゆうちょう
形容動詞名詞
標準
superior
文例 · 用例
若先生も典型的な温雅の紳士で、いつも優長な黒紋付姿を抱車の上に横たえていた。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
金子で買って凌ぐような優長な次第ではないから、餓えてるものは何でも食いな。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
その一行には、左馬権介、結城七郎、千葉平兵衛尉、葛西十郎、筑後六郎、和田三郎、土肥先二郎、佐原太郎、多多良四郎、長井太郎、宇佐美三郎、佐佐木小三郎、南条平次、安西四郎など云う美男優長の輩であった。
— 田中貢太郎 『頼朝の最後』 青空文庫
けだし俳句の上にては優長なる調子を容れず。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
――弓矢の外には武士の住むべき世ありとも思はぬ一徹の時頼には、兎角|慨はしく、苦々しき事のみ耳目に觸れて、平和の世の中面白からず、あはれ何處にても一戰の起れかし、いでや二十餘年の風雨に鍛へし我が技倆を顯はして、日頃我れを武骨物と嘲りし優長武士に一泡吹かせんずと思ひけり。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
第一は貞徳時代でありますが、これは貞徳が已に京にいた位であるし、殊にこの頃はまだ江戸草創の際で、東武ではなかなか文学などいう優長な事をやって居る余地がなかったのですから、俳人というは大概京の人がしめておったようです。
— 正岡子規 『俳句上の京と江戸』 青空文庫
彼は甚だ性急なり、幾分か独断的なり、彼は冷淡ならず、彼は手を袖にして春風落花を詠ずるが如き、優長なる能わず。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
いや、飯場だから優長にしちゃいられないせいだろう。
— 夏目漱石 『坑夫』 青空文庫
作例 · 標準
そのピアニストの演奏は、技術的にも表現力においても優長で、聴衆を魅了した。
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彼は、同僚たちよりも常に優長な分析能力を発揮し、チームを成功に導いた。
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この分野では、彼女の知識と経験は群を抜いて優長であり、誰もが彼女を尊敬していた。
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