官寺
かんじ
名詞頻度ランク #10897 · 青空 3 例
標準
state-sponsored temples, particularly those favored and protected by the shogunate during the Kamakura period
文例 · 用例
四 歴代朝政之失、半由官寺と支那人が評した通り、宦官は支那歴代の禍源をなした。
— 桑原隲藏 『支那の宦官』 青空文庫
多紀氏の墳墓は滝野川城官寺にありますので、そこへ調べに行く時には、いつも麺麭を持参で、私の家へ寄っては、お茶を下さいといったものでした。
— 小金井喜美子 『鴎外の思い出』 青空文庫
此地はもと聖徳太子の御学問処で、推古天皇の御創立になつた官寺で、昔はたいしたものであつたのだらうが、今は当時の建物として此塔許り残つてゐて他は見すぼらしい堂宇許りだ。
— 高浜虚子 『斑鳩物語』 青空文庫
いとけなく育くまれるものの愛に媚びる感覚が、あきらかにおれの心にかんじられた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
つめたい汁のやうなものが感じられた、そのとき指と指とのあひだに生ぐさい液体がじくじくと流れてゐるのをかんじた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
しだいに子供の心が力をかんじはじめた、子供は実に、はつきりとと」は底本では「はつきりと」]した声で叫んだ。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
なりひらが、T「そうよ半分だ」 おいッ大将、T「しかもかんじんかなめのお前さんの名前の処が無えんだよ」 アッ、と驚く左衛門。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
」「それ/\動かんじゃないの。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
作例 · 標準
奈良時代には、多くの官寺が建立されたと聞く。
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官寺は、国家の安泰を祈願する役割を担っていた。
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あの寺は、かつては有力な官寺だったそうだ。
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ウィキペディア
官寺(かんじ)とは、国家の監督を受ける代わりに国家より経済的保障を与えられた寺院。寺格の一つ。狭義には食封や墾田保有権(荘園私有の権利)を国家から与えられて、運営が行われている寺院のことを指すが、広義には朝廷または国衙が伽藍の造営・維持のための費用その他を拠出している寺院を指す。
出典: 官寺 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0