冠辞
かんじ
名詞頻度ランク #10897 · 青空 0 例
標準
stereotyped epithet
文例 · 用例
いとけなく育くまれるものの愛に媚びる感覚が、あきらかにおれの心にかんじられた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
つめたい汁のやうなものが感じられた、そのとき指と指とのあひだに生ぐさい液体がじくじくと流れてゐるのをかんじた。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
しだいに子供の心が力をかんじはじめた、子供は実に、はつきりとと」は底本では「はつきりと」]した声で叫んだ。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
なりひらが、T「そうよ半分だ」 おいッ大将、T「しかもかんじんかなめのお前さんの名前の処が無えんだよ」 アッ、と驚く左衛門。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
」「それ/\動かんじゃないの。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
それでは困るから結局かんじんの右の目をもう一ぺん打ちこわして、すっかり始めからやり直すほかはないと思うとはりつめた力が一時に抜けて絵筆を投げ出してしまいたくなった。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
」すると、もう一組の老夫婦も、そうだ、そうだ、という意味の合槌を打って、みんな笑い出し、だしぬけに指輪の老爺がくるりと私のほうを向いて、「あんたも、飲まんといかんじゃ。
— 太宰治 『美少女』 青空文庫
かんじきをはき毛皮を着た人が、村の方から急いでやってきました。
— 宮沢賢治 『水仙月の四日』 青空文庫
作例 · 標準
その詩人は、しばしば「足の速いアキレウス」という決まり文句的な冠辞を英雄に用いた。
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古い伝説では、英雄はしばしば「北の獅子」のような壮大な冠辞で呼ばれた。
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「文学における冠辞の使用を理解することは、古い詩を分析する鍵となる。」
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それはただの名前ではなく、世代から世代へと受け継がれる伝統的な冠辞なのだ。
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