禅寺
ぜんでら
名詞
標準
Zen temple
文例 · 用例
また出ますと云うたら宿は何処かと聞いたから一両日中に谷中の禅寺へ籠る事を話して暇を告げて門へ出た。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
禅寺では食事のとき、施餓鬼のため飯を一|箸ずつ鉢からわきへ取除けておく。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
薄暗きに華厳の滝をのぞきつ七時|過中禅寺湖畔の旅籠屋に入る。
— 伊藤左千夫 『滝見の旅』 青空文庫
中禅寺の湖をながめて天雲のいはひもとほる湖の上に眞白片帆の舟歸る見ゆ歌袋歌滿ちあふるなめ革のかはり袋のありこせぬかも歌袋の歌は文して格堂にからかいやりしなり。
— 伊藤左千夫 『滝見の旅』 青空文庫
男体山麓の噴火口は明媚幽邃の中禅寺湖と変わっているがこの大噴火口はいつしか五穀実る数千町歩の田園とかわって村落幾個の樹林や麦畑が今しも斜陽静かに輝いている。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
狐禅寺では、北上川が一丈六尺増したと誰かが云ひました。
— 宮沢賢治 『化物丁場』 青空文庫
ところが最近に寄贈を受けた「アララギ」の十一月号を開いて見ると、斎藤茂吉氏の「大沢禅寺」と題した五首の歌がある。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
チャップリンよりもあるいはむしろロシアのエイゼンシュテインに文楽を見せて、そうして彼の理論に立脚した文楽論を聞く事ができたらさだめておもしろいことであろうと想像される、彼はおそらく左団次の修禅寺物語よりは数層倍多くの暗示と示唆を発見するであろう。
— 寺田寅彦 『生ける人形』 青空文庫
作例 · 標準
京都には歴史ある美しい禅寺が多く、海外からの観光客にも人気だ。
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彼は心を落ち着かせるため、週末に郊外の禅寺で座禅を組んだ。
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禅寺の庭園は、シンプルながらも奥深い美しさで訪れる人を魅了する。
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