大門
だいもん異読 おおもん
名詞頻度ランク #31417 · 青空 538 例
標準
large front gate
文例 · 用例
川俣川にかけた橋を渡って、大門川の峡流を見下しながら、弘法水に立ち寄り甘美な泉をむすんで飲む。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
柿江は大黒座を左に折れて、遊廓の大門を大急ぎで通り越しながら、こんなことを不安に満たされた胸の中で回想していた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
サの字千鳥三十三「何だか、唐突に謎見たような事だけれど、それが今夜の事の抑々というのだから、恥辱も忘れて話すんだがね…… 上野から日本橋へ来る電車――確か大門行だったと思う――品川行にした処で、あの往復切符、勿論乗換札じゃないのだよ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
口紅三十七「御維新ちっと前だって、芝の大門通りの足袋屋に名代娘の美人が有った。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」 いざと云ふ聲に應じて、大門颯と左右に開く。
— 泉鏡太郎 『畫の裡』 青空文庫
何うしても其の光景が、吉原の大門の中で演る仕事なんです。
— 泉鏡太郎 『廓そだち』 青空文庫
この汐見橋を、廓へ出入るために架けた水郷の大門口ぐらゐな心得だから、一段低く、此處へ下りるのは、妓屋の裏階子を下りて、間夫の忍ぶ隱れ場所のやうな氣がしたさうである。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
これぢや遊廓の大門に==色慾界==とかゝざあなるめえ。
— 泉鏡太郎 『みつ柏』 青空文庫
作例 · 標準
寺の正面にそびえ立つ大門をくぐると、そこには厳かな空間が広がっていた。
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夕暮れ時になると、城下町の大門がゆっくりと閉められた。
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待ち合わせ場所を「大門の前」にしたが、あまりに大きくて見つけるのが大変だった。
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