楼門
ろうもん
名詞
標準
two-storied gate
文例 · 用例
○五月、中村福助は養父の名を継ぎて五代目中村芝翫と改名し、歌舞伎座の中幕に「楼門」の石川五右衛門を勤む。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
町には祭の楼門チョウギリといふものを我が為に立て、人々、また宴を張りて泣く。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
(何と云ふ馬鹿だ、身分を考へないのか、)…… 彼は楼門の下を歩いてゐた。
— 田中貢太郎 『水郷異聞』 青空文庫
次は楼門の場である。
— 唐人飴 『半七捕物帳』 青空文庫
十六文の宮芝居だから、衣裳なんぞは惨めなほどにお粗末な代物で、虎狩や楼門に出る唐人共も満足な衣裳を着ちゃあいねえ。
— 唐人飴 『半七捕物帳』 青空文庫
(何と云うばかだ、身分を考えないのか)…… 彼は楼門の下を歩いていた。
— 田中貢太郎 『水郷異聞』 青空文庫
皆心中に疾しくて、とかくに殺戮したれども、醜行|已に為し了はり、密雲漸く散ずれば、積みかさなれる屍より階かけて、紅流れ、そのうしろ楼門|聳ゆ、巍然として鬱たり。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
皆心中に疾しくて、とかくに殺戮したれども、醜行已に為し了はり、密雲漸く散ずれば、積みかさなれる屍より階かけて、紅流れ、そのうしろ楼門聳ゆ、巍然として鬱たり。
— 上田敏訳詩集 『海潮音』 青空文庫
作例 · 標準
夕日に照らされた寺の楼門が、荘厳な影を長く地上に落としていた。
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その神社の楼門は、鮮やかな朱色に塗られており、多くの観光客の目を引いている。
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修復工事を終えたばかりの楼門には、精緻な彫刻が施され、往時の壮麗さを取り戻していた。
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ウィキペディア
楼門(ろうもん)は、日本における門の形式の一つ。
出典: 楼門 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0