山霊
さんれい
名詞
標準
guardian spirit of a mountain
文例 · 用例
こんな理窟にも何にもならない理窟を考えながら、岩手山の山霊に惜しい別れを告げたのであった。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
何しろ山霊感応あったか、蛇は見えなくなり暑さも凌ぎよくなったので、気も勇み足も捗取ったが、ほどなく急に風が冷たくなった理由を会得することが出来た。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
夫れで若し山霊をして、当時其の山に開帳された大博奕の光景や各親分の性行を語らしめたならば、講釈師が張扇で叩き出すやうな作り話では無く、本当の面白い侠客伝が何程出来ることであらう。
— 幸田露伴 『侠客の種類』 青空文庫
山霊に対して、小さな身体は、既に茶店の屋根を覗く、御嶽の顋に呑まれていたのであった。
— 泉鏡花 『栃の実』 青空文庫
その陽だまりは、山霊に心あって、一封のもみじの音信を投げた、玉章のように見えた。
— 泉鏡花 『小春の狐』 青空文庫
山霊 蔵るゝことを容さず、辟歴 岡阜を破りぬ。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
山霊蔵するを容さず以下数句、燕王に召出されしをいう。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
何しろ山霊感応あつたか、蛇は見えなくなり暑さも凌ぎよくなつたので気も勇み足も捗取つたが程なく急に風が冷たくなつた理由を会得することが出来た。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
作例 · 標準
村人たちは、山の恵みに感謝して山霊を祀っていた。
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昔話には、山霊が人間を助けたり、試したりする話がよく出てくる。
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「この山には、強力な山霊が宿っていると言われているんだ。」
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ウィキペディア
山霊(さんれい)は、山に宿るとされる神霊の総称。
出典: 山霊 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0