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山の神

やまのかみ異読 ヤマノカミ
表現名詞
1
標準
mountain god
文例 · 用例
朝飯が炊けると、嘉代吉はお初穂を取って押しいただいた、山の神さまへ捧げるのだという、私も人夫も、それを四、五粒ずつ分けてもらって、同じように押し頂いて喰べた、奥穂高はと見ると、もういつの間にか、霧がかかった、きょうもまた雨の糸で縫いこめられる象徴のように。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
もとより山のことにかけては何事でも暗んじているこどもを、麓の土民たちはその山の神と呼んだ。
岡本かの子 富士 青空文庫
あなたが、山の神の眷属としてわたくしを、ただ眷属中での褒められ者として育つのを望んだ娘は、この福慈岳に籠れる選まれた偉大ないのちの中に綯い込められ、いまや天地大とも久遠劫来のものとなってしまいました。
岡本かの子 富士 青空文庫
お判りになりませんか」「わしが、おまえを東国へ思い捨てた歳からいま娘になるまでの歳月を数えてみるのに、いくら山の神々の歳月は人間の歳月と違うにしろ、数えて額が知れている。
岡本かの子 富士 青空文庫
山寄りの道を行く方が山の岳神を探すに便利は多いようなものの、それ等の山は多く未開の山で、ちょっと人に訊いただけでも、山の主は、百足であるとか、猿であるとか、鷲であるとか、気の利いた山の神ではなかった。
岡本かの子 富士 青空文庫
斯うした場所は皆な恰好な賭場の開かれる地であつて、夫れと共に山の上には山の神を祭つた祠がある、此の山の神の祭日は即ち大賭場の開かれる日で、此日は地方近在の博徒の親分子分が皆な集まる許りで無い、素人即ち所謂「客人」が大金を馬につけて運んで来て、賭博を茲に試みるのを楽しみにして居た。
幸田露伴 侠客の種類 青空文庫
「桂君という人があなたの処にいますか」「ヘイいらっしやいます、あの書生さんでしょう」との山の神の挨拶。
国木田独歩 非凡なる凡人 青空文庫
長屋中でお俊はいつか噂にのぼり、またお俊の前でもお神さんはどう見ても意気だなぞと、賞めそやす山の神があるくらいですから私の目にもこれはただの女ではないくらいのことは感づいていたのでございます。
国木田独歩 女難 青空文庫
作例 · 標準
猟師たちは、無事に獲物が獲れるように「山の神」に祈りを捧げた。
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村では、豊作を願って毎年「山の神」への祭祀が行われる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「うわっ、熊だ!」「落ち着け!「山の神」様、お許しください!」
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2
標準
one's wife (esp. a nagging wife)
作例 · 標準
彼は、恐妻家らしく「山の神」には逆らえないと苦笑いした。
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「今日の夕飯、何?」「さあ、聞いてない。「山の神」の機嫌次第だな。」
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「奥さん、怖いんだ?」「まあ、「山の神」ってやつだよ、はは…。」
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3
標準
roughskin sculpin (Trachidermus fasciatus)
作例 · 標準
漁師たちは、この時期に獲れる「山の神」という魚を料理した。
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山の神」は、岸壁などに張り付いて生活するユニークな魚だ。
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「これ、なんていう魚?」「「山の神」だよ。ちょっとぬめりがあるけど、美味しいんだ。」
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ウィキペディア

山の神(やまのかみ)は、山に宿る神の総称である。山神・山祇(やまがみ/やまつみ)とも言い、やまつみの場合は国津神としての性格を表す祇を充てる。

出典: 山の神 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0