精霊
しょうりょう
名詞頻度ランク #12441 · 青空 1060 例
標準
spirit of the deceased
文例 · 用例
崖の上の彼女の上に精霊が怪しげなる条を描く。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
秋の野になくてかなわぬすすきと女郎花は、うら盆のお精霊に捧げられるために生れて来たように、涙もろくひょろりと立っている。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
猫の精霊ばかりの住んでる町が、確かに宇宙の或る何所かに、必らず実在しているにちがいないということを。
— 散文詩風な小説 『猫町』 青空文庫
これがこの動物の活力であり、智慧であり、精霊であり、一切であることを私は信じて疑わないのである。
— 梶井基次郎 『愛撫』 青空文庫
なんだか独立な自分というものは微塵に崩壊してしまって、ただ無数の過去の精霊が五体の細胞と血球の中にうごめいているという事になりそうであった。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
真菰の精霊棚、蓮花の形をした燈籠、蓮の葉やほおずきなどはもちろん、珍しくも蒲の穂や、紅の花殻などを売る露店が、この昭和八年の銀座のいつもの正常の露店の間に交じって言葉どおりに異彩を放っていた。
— 寺田寅彦 『試験管』 青空文庫
精霊棚を設けて亡魂を迎える人はやはり今でもあるのである。
— 寺田寅彦 『試験管』 青空文庫
お粥腹のお姫様を饂飩で口説いて、八頭を見て泣いたって、まるでお精霊様の濡場のようだね。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
作例 · 標準
盆の時期には、祖先の精霊が家に帰ってくると信じられている。
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古い森の奥深くには、精霊が宿ると語り継がれる場所がある。
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「子供の頃、夜中に不思議な声が聞こえた気がして、精霊の仕業かと思ったんだ。」
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ウィキペディア
精霊(せいれい)とは、草木、動物、人、無生物、人工物などひとつひとつに宿っている、とされる超自然的な存在。他に「万物の根源をなしている、とされる不思議な気のこと」。精気や「肉体から解放された自由な霊」を意味する場合がある。
出典: 精霊 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0