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宣旨

せんじ異読 ぜじ
名詞
1
標準
written imperial order (late Heian period)
文例 · 用例
――八大竜王鳴渡りて、稲妻ひらめきしに、諸人目を驚かし、三日の洪水を流し、国土安穏なりければ、さてこそ静の舞に示現ありけるとて、日本一と宣旨を給りけると、承り候。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
――八大竜王鳴渡りて、稲妻ひらめきしに、諸人目を驚かし、三日の洪水を流し、国土|安穏なりければ、扨こそ静の舞に示現ありけるとて、日本一と宣旨を給りけると、承り候。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
更衣が宮中から輦車で出てよい御許可の宣旨を役人へお下しになったりあそばされても、また病室へお帰りになると今行くということをお許しにならない。
桐壺 源氏物語 青空文庫
御禊の日に供奉する大臣は定員のほかに特に宣旨があって源氏の右大将をも加えられた。
源氏物語 青空文庫
帝の御|愛寵を裏切って情人を持った点をお憎みになったのであるが、赦免の宣旨が出て宮中へまたはいることになっても、尚侍の心は源氏の恋しさに満たされていた。
須磨 源氏物語 青空文庫
いずれはそうなることと源氏も期していたのではあるが、無常の人生であるから、それがまたどんな変わったことになるかもしれないと不安がないでもなかったのに、にわかな宣旨で帰洛のことの決まったのはうれしいことではあったが、明石の浦を捨てて出ねばならぬことは相当に源氏を苦しませた。
明石 源氏物語 青空文庫
そのうちに源氏|宥免の宣旨が下り、帰京の段になると、忠実に待っていた志操の堅さをだれよりも先に認められようとする男女に、それぞれ有形無形の代償を喜んで源氏の払った時期にも、末摘花だけは思い出されることもなくて幾月かがそのうちたった。
蓬生 源氏物語 青空文庫
女房の宣旨が応接に出て取り次ぐ言葉を待っていた。
朝顔 源氏物語 青空文庫
作例 · 標準
天皇は、側近に宣旨を下し、事態の収拾を命じた。
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古文書には、当時の宣旨がそのまま記録されていた。
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宣旨により、全国に慶事の報が伝えられた。
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