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綸旨

りんじ
名詞
1
標準
the Emperor's command
文例 · 用例
周到な勝元は早くも幕府に参候し、義政に請うて宗全追討の綸旨を得て居る。
菊池寛 応仁の乱 青空文庫
其上、朝令暮改、綸旨は掌を飜す有様である。
菊池寛 四条畷の戦 青空文庫
石山本願寺は、現今の大阪城本丸の地点にあって、信長に攻められたのだが、一向宗は階級的な強さがあるので、負けるどころではなかったが、綸旨が下って和議となったのだった。
長谷川時雨 九条武子 青空文庫
そしてこの頃以後の人形がどの程度のものであり、どう云ふ經路に依つて發達したかと云ふことも到底適確には知る由もないが、操の各座元にはそれぞれ綸旨の寫しと、櫓の免許状と云ふものを持つてゐる。
竹内勝太郎 淡路人形座訪問 青空文庫
信長へ綸旨と女房奉書をだしては、と立入左京亮から話を持ちかけられた万里小路大納言|惟房は、おまえ大変なことを言う、さても、困った、困った、と言った。
坂口安吾 織田信長 青空文庫
けれども、煩悶しながらも、筆をとって、二通の綸旨をかいた。
坂口安吾 織田信長 青空文庫
そのとき左京亮は綸旨と奉書の包みを道家に手渡した。
坂口安吾 織田信長 青空文庫
然し、別に日本国の支配を命じるというような、たいした綸旨ではなかった。
坂口安吾 織田信長 青空文庫
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綸旨(りんじ)とは、蔵人所(くろうどどころ)が天皇の意を受けて発給する命令文書。 綸旨とは本来は「綸言の旨」の略であり、天皇の意そのものを指していたが、平安時代中期以後は天皇の口宣を元にして蔵人が作成・発給した公文書の要素を持った奉書を指すようになった。御綸旨(ごりんじ・ごりんし)とも呼ぶ。

出典: 綸旨 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0