貫主
かんじゅ異読 かんしゅ
名詞
標準
chief abbot (of a Buddhist temple)
文例 · 用例
膝元荒す鼠賊風情を要らぬ匿い立て致さば、当山御|貫主に対しても申し訳なかろうぞ」「黙らっしゃい。
— 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男 第六話』 青空文庫
「並んで長くなっておらば、貫主御僧正が事の吟味遊ばさって、よきにお計らい下さろうぞ、ゆるゆる休息致せ」 ゆらりゆらりと降りて行く闇の下から言う声がありました。
— 身延に現れた退屈男 『旗本退屈男 第六話』 青空文庫
貫主僧正が御弟子さんなので屡※遊ばれ、この折は金剛寿命院の新築が成功した際とて沢山歌を読まれてゐる。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
松方正義老公の銀像、大倉喜八郎男夫妻の坐像、法隆寺貫主の坐像などが記憶にのこっている。
— 高村光太郎 『自作肖像漫談』 青空文庫
法隆寺貫主には父の宅でお目にかかり、写真をとらせてもらい、其を参考にして油土で等身大の原型を作った。
— 高村光太郎 『自作肖像漫談』 青空文庫
貫主のような清浄な、静かな、深さのある人の肖像を自分の思い通りに製作したいなと思いながら、結局父の木彫に都合のいいように作った。
— 高村光太郎 『自作肖像漫談』 青空文庫
一月寺の貫主は年のうち大抵、江戸の出張所に住んでいる。
— 禹門三級の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
与次郎が寺のことはいちばんよく知っていて、いちばんよく働くから、貫主も一目も二目も置くことがあります。
— 禹門三級の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
法要のため、遠方から貫主様がこの寺院にいらっしゃった。
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この古刹の貫主は、代々名だたる学僧が務めてきたと聞く。
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貫主の説法は、聴衆の心に深く響き、多くの共感を呼んだ。
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新しい本堂の落慶式には、各地の貫主が招待された。
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