加療
かりょう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
medical treatment
文例 · 用例
負傷者は直ちに北区大同病院にかつぎ込み加療中。
— 織田作之助 『大阪の憂鬱』 青空文庫
幸に生命は繋ぎましたが、土地に良醫がなかつたのと落魄の境涯とで十分の加療が出來なかつたのです。
— 長塚節 『教師』 青空文庫
かつての浜口首相との因縁は、浜口首相が蔵相だった時に物療科の予算を通したことから始まり、遭難後の加療に及ぶ。
— ――特に自然科学者に就て―― 『日本の頭脳調べ』 青空文庫
漸く順番が来て加療が済むと、私達はこれから憩ふ場所を作らねばならなかつた。
— 原民喜 『夏の花』 青空文庫
漸く順番が来て加療が済むと、私達はこれから憩う場所を作らねばならなかった。
— 原民喜 『夏の花』 青空文庫
しかし、名目が名目だけに、浪路は、屋敷に戻ると、奥の離れにしつらえられた臥床に、さも苦しげに身を横たえて、医師の加療に身をまかせねばならなかった。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
それは治療の方面についても言はれることであつて、癩そのものに対する加療といへば目下のところ大楓子油の注射だけで、あとはみな対症的で、毀れかかつた自動車か何かを絶えず修繕しながら動かせてゐるのに似てゐる。
— 北條民雄 『癩院記録』 青空文庫
そこで診察を受け、初め重病室に入室して加療する。
— 北條民雄 『癩院記録』 青空文庫
作例 · 標準
「しばらくは自宅で安静に加療してください」と医師に告げられ、彼は溜息をついた。
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全治二ヶ月の重傷を負った彼は、現在も市内の病院で加療を続けている。
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「おいおい、そんな無理をするなよ。今は加療に専念する時期だろ?」
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