詠嘆
えいたん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
exclamation
文例 · 用例
藝術としての詩が、すべての歴史的發展の最後に於て、究極するところのイデアは、所詮ポエヂイの最も單純なる原質的實體、即ち詩的情熱の素朴純粹なる詠嘆に存するのである。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
) かうした理窟はとにかく、この詩集に收めた少數の詩は、すくなくとも著者にとつては、純粹にパツショネートな詠嘆詩であり、詩的情熱の最も純一の興奮だけを、素朴直截に表出した。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
さうしたことがこの作一體に、生活からのものでない、描寫からの――文學からの詠嘆を與へてゐる。
— ------------------------------------------------------- 『『戰旗』『文藝戰線』七月號創作評』 青空文庫
それを、首を左右にふりながら少し舌の滑動の怪しくなった口調で繰り返し繰り返し詠嘆する。
— 寺田寅彦 『思い出草』 青空文庫
しかし今になって考えてみると、かなり数奇の生涯を体験した政客であり同時に南画家であり漢詩人であった義兄春田居士がこの芭蕉の句を酔いに乗じて詠嘆していたのはあながちに子供らを笑わせるだけの目的ではなかったであろうという気もするのである。
— 寺田寅彦 『思い出草』 青空文庫
「かな」は詠嘆の意を含む終止符であるから普通の意味でも切れる切れ字には相違ないが、また一方では、もう一度繰り返して初五字を呼び出す力をもっている。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
新時代の敍情詩は、單なる「純情の素朴な詠嘆」でなく、また「觀念の平面的なる敍述」でもなく、實に驚くべき複雜なる叡智的の内容と表現とを示すに至つた。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
この詩風に文語體を試みたのは、いささか心に激するところがあつて、語調の烈しきを欲したのと、一にはそれが、詠嘆的の純情詩であつたからである。
— 萩原朔太郎 『純情小曲集』 青空文庫
作例 · 標準
「なんという美しさだろう!」 その言葉は純粋な詠嘆だった。
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彼の演説は、聴衆の感動を呼び、「ブラボー!」という大きな詠嘆に包まれた。
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A: 「見て、あの虹!」
B: 「うわー!すごい!」「本当に、言葉を失うほどの詠嘆だね。」
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