驚嘆
きょうたん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #21097 · 青空 863 例
標準
wonder
文例 · 用例
彼は只コルビエールの敏捷性に驚嘆したばかりであつたので、『詩がない※』なぞと誤つた判断をさへ下したものであつた。
— 中原中也 『トリスタン・コルビエールを紹介す』 青空文庫
けだし室生君の眼からみれば、禮節身にそなはり、教養と學識に富む文明紳士の芥川君は、正に人徳の至上觀念を現はす英雄であつたらうし、逆に芥川君の眼から見れば、本性粗野にして禮にならはず、直情直行の自然兒たる室生君が、驚嘆すべき英雄として映つたのである。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
文楽は学生時代にいちど見たきりで、ほとんど十年振りだったものですから、れいの栄三、文五郎たちが、その十年間に於いて、さらに驚嘆すべき程の円熟を芸の上に加えたであろうと大いに期待して出かけたわけですが、拝見するに少しも違っていない。
— 太宰治 『炎天汗談』 青空文庫
この変っていないという一事こそ、真に驚嘆、敬服に価すべきものではないか。
— 太宰治 『炎天汗談』 青空文庫
とにかく、蕪村の如き昔の詩人が、季節季節の事物に対して、こうした鋭敏な感覚を持っていたことは、今日のイマジズムの詩人以上で、全く驚嘆する外はない。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
素直に、風景を指さし、驚嘆できる人は幸ひなる哉。
— 太宰治 『貪婪禍』 青空文庫
※しかし またかうした僕の状態がつづき、僕とても何か人のするやうなことをしなければならないと思ひ、自分の生存をしんきくさく感じ、ともすると百貨店のお買上品届け人にさへ驚嘆する。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
こうなると大衆はだんだん黙ってしまって、ただただ驚嘆の眼を瞠るのです。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
作例 · 標準
目の前に広がる星空の美しさに、思わず「うわー!すごい!」と驚嘆の声を上げた。
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彼の革新的なアイデアには、一同が驚嘆し、拍手喝采を送った。
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長年研究を続けてきた成果が実を結び、その完成度に皆が驚嘆した。
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自然の驚異を目の当たりにして、言葉を失うほどの驚嘆に包まれた。
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