嘆美
たんび
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
admiration
文例 · 用例
当時、私があの素ばらしい芸術に接して、どんなに驚異と嘆美の瞳をみはつたかと言ふことは、殊更らに言ふまでもないことであらう。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
人間を理解し人間を向上させるためには、盲目的に嘆美してはならないし、没分暁に非難してもならないと同様に、一つの学説を理解するためには、その短所を認める事が必要であると同時に、そのためにせっかくの長所を見のがしてはならない。
— 寺田寅彦 『相対性原理側面観』 青空文庫
われわれはここではただエピキュリアンのこれらの驚くべき偉大なる臆断を嘆美すればよい。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
俳諧の理解ある嘆美者クーシュー(Paul-Louis Couchoud)はアメリカ文化と日本文化の対蹠的なことを指摘し自分らフランス人はむしろ後者を選ぶべきではないかと言っている。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
ミルトンとシエクスピヤを嘆美しながらも、それらの詩人を有する英吉利は、彼から見ると独乙の発展に妨害ある一種の邪魔|物に過ぎなかつた。
— 夏目漱石 『点頭録』 青空文庫
そこで宋主(真宗)は日本の国体に嘆美|措く能わず、又寂照の風神才能に傾倒の情を発して、大にこれを悦び、紫衣束帛を賜わり、上寺にとどめ置かせたまいて号を円通大師と賜わった。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
篠原の主人はにこにこして自己を嘆美する皆の話に耳をやっていた。
— 田中貢太郎 『蛇怨』 青空文庫
自分のまわりを眺めたときのあの、畏懼と、恐怖と、嘆美との感じを、私は決して忘れることはありますまい。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『メールストロムの旋渦』 青空文庫
作例 · 標準
その壮大な建築物は、訪れる人々から嘆美の的となった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
若き芸術家は、巨匠の作品に深い嘆美の念を抱いた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「彼の偉業は、後世に長く嘆美されるだろう。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite