密告
みっこく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #24431 · 青空 456 例
標準
anonymous report
文例 · 用例
私がマ司令に密告するわけじゃあるまいし。
— 太宰治 『返事』 青空文庫
それを見ていた『松葉屋』が、買収手段だとして、密告した。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
サーターンの原意は、はっきりしないが、たぶん「密告者」「反抗者」らしいという事だ。
— 太宰治 『誰』 青空文庫
掏摸に金をすられた肥った年増の顔、その密告によって疑いの目を見張る刑事の典型的な探偵づら、それからポーラを取られた意趣返しの機会をねらう悪漢フレッド、そういう顔が順々に現われるだけでそれをながめる観客は今までに起こって来た事件の行きさつを一つ一つありありと思い出させられる。
— 寺田寅彦 『映画雑感(1)』 青空文庫
そして聞き慣れない美しい声の持主というのはジロンド党員の陰謀を密告するために、わざわざカンヌから彼を訪れたのだといって、昨日以来面会を求めている年の若い婦人だと知れる。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
この会衆の中にも七人のおれの方への密告者がまじってゐるのだ。
— 宮沢賢治 『税務署長の冒険』 青空文庫
貫一のように何千円の金を無雑作に投げ出す力がないとすれば、所詮は宿の者に密告して、一先ず彼らの命をつなぐというような月並の手段を取るのほかはあるまい。
— 岡本綺堂 『温泉雑記』 青空文庫
「聴いたのね」「まアね」「密告しようというの」「まさか、そんな野暮な」「口止め料がほしいのね」「いや、そんなものはほしくない、しかしほかにほしいものがある」「えっ……?
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
作例 · 標準
会社での不正が、匿名の手紙による密告で明るみに出た。
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彼はライバルを蹴落とすため、上司に密告した。
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密告は、社会の不正を暴く上で重要な役割を果たすこともある。
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