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嘆ずる

たんずる
動詞-ずる変動詞-他動詞
1
標準
to grieve
文例 · 用例
請ふ君、逝いて回らぬ刀水にのぞみて、我が生の須臾なるを嘆ずることをやめよ。
大町桂月 北總の十六島 青空文庫
世の文人墨客多くこれらの地に到り佳句を得ざるを嘆ずる者|比々これなり。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫
僕は折々自分のからだのはなはだ頑健なのを嘆ずることがある。
大杉栄 獄中消息 青空文庫
何不歸寂々思郷一廃人  寂々として郷を思ふの一廃人、何留鬧市嘆清貧  何すれぞ鬧市に留まりて清貧を嘆ずるや。
河上肇 閉戸閑詠 青空文庫
六尺余りに肥大せる腹を抱えて、全身は枯痩し、宛然草紙にある餓鬼の姿よりなき幹枝を見れば、ありし日の俤何処ぞやと嘆ずるのほかなく、転変の鉄鎖の冷たさは、夢幻まさに泡影の如しというべし。
小栗虫太郎 失楽園殺人事件 青空文庫
もし長命であるとすれば、暮色蒼茫たる鬼が島の渚に寂しい鬼の五六匹、隠れ蓑や隠れ笠のあつた祖国の昔を嘆ずるものも、――しかし僕は日本政府の植民政策を論ずる前に岩見重太郎を論じなければならぬ。
芥川龍之介 僻見 青空文庫
私は、私の郷土の名産物として、昆布の不遇を、嘆ずるものである。
直木三十五 大阪を歩く 青空文庫
日本現代劇の不振を嘆ずるものゝきまり文句である。
岸田國士 独断三幅対 青空文庫
作例 · 標準
彼女は故郷を離れた自分の運命を嘆ずるばかりだった。
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友人の不幸を前に、ただ彼の身を嘆ずるしかなかった。
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「ああ、なぜこんなことに…」と、彼は自らの過ちを嘆ずるように呟いた。
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2
標準
to admire
作例 · 標準
彼の描いた絵は、見る人全てが嘆ずるほどの傑作だった。
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舞台上の役者の熱演に、観客は皆、息を呑み嘆ずるばかりだった。
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その庭園の美しさは、訪れる者を嘆ずるほどだった。
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