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進航

しんこう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
sailing on
文例 · 用例
今や其二本の烟筒から盛んに黒煙を吐いて居るのは既に出港の時刻に達したのであらう、見る/\船首の錨は卷揚げられて、徐々として進航を始めた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
丁度此時、甲板には十一|時半を報ずる七|點鐘が響いて、同時にボー、ボー、ボーツと恰も獅子の吼ゆるやうな※笛の響、それは出港の相圖で、吾等の運命を托する弦月丸は、遂に徐々として進航をはじめた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
第六回 星火榴彈難破船の信號――イヤ、流星の飛ぶのでせう――無稽な三個の船燈――海幽靈め――其眼が怪しい 荒浪高き印度洋に進航つてからも、一日、二日、三日、四日、と日は暮れ、夜は明けて、五日目までは何事もなく※去つたが、其六日目の夜とはなつた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
船長は一時は毒々しく私の顏を眺めて嘲笑つて居つたが此時稍や眞面目になつて其光の方を眺めつゝ『然し妙だぞ、今月の航海表によると、今頃此航路を本船の後を追ふて斯く進航して來る船は無い筈だが。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
今、我が弦月丸は一|時間に十二三|海里の速力をもつて進航して居るのに、其後を追ふて斯くも迅速に接近して來るとは、實に非常の速力でなければならぬ。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
然るに彼方怪の船は敢て此信號には應答へんともせず、忽ち見る其甲板からは、一導の探海電燈の光閃々と天空を照し、つゞいてサツとばかり、其眩ゆき光を我が甲板に放げると共に、※笛一二|聲、波を蹴立てゝます/\進航の速力を速めた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
印度洋とて千尋の水深ばかりではない、斯く立浪の騷いで居るのは、確に其邊に大暗礁の横つて居るとか、今しも我が弦月丸の進航しつゝある航路の底は一面の大海礁で蔽はれて居るのであらう。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
後檣縱帆架に飜る旗は、まだ朦乎として、何國の軍艦とも分らぬが、今や、團々たる黒煙を吐きつゝ、波を蹴立てゝ吾が輕氣球の飛揚せる方角へ進航して來るのであつた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
作例 · 標準
悪天候のため、船は港で進航を待たなければならなかった。
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太平洋を横断する進航は、長旅となった。
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「船長、安全な進航のため、コースを再確認してください。」
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