桃
もも異読 モモ
名詞頻度ランク #8142 · 青空 2110 例
標準
peach (Prunus persica)
文例 · 用例
みよ兄は手に水桃をささげもち、いつさんにきみがかたへにしたひよる、この東京の日くれどき、兄の戀魚は青らみてゆきて、日毎にいたみしたたり、いまいきもたえだえ、あい子よ、ふたり哀しき日のしたに、ひとしれず草木の種を研ぐとても、さびしきはげに我等の素脚ならずや。
— 萩原朔太郎 『幼き妹に』 青空文庫
ああすべて惱ましき光の中に桃の笑みてふくらむ情慾の一時にやぶれてどくどくと流れ出でたり。
— ――敍情小曲―― 『春晝』 青空文庫
待ち待ちて ことし咲きけり 桃の花 白と聞きつつ 花は紅なり 僕は勉強しています。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
蒼黒い両頬が桃の実のようにむっつりふくれた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
グリムもアンデルセンも、日本の桃太郎やカチカチ山の作者も、すべて皆兒童心理學の大家であり、同時にフアンタスチツクの夢をもつてる詩人であつた。
— 萩原朔太郎 『童話と教育について』 青空文庫
庭の日かげはまだ霜柱に閉じられて、隣の栗の木のこずえには灰色の寒い風が揺れているのに南の沖のかなたからはもう桃色の春の雲がこっそり頭を出してのぞいているのであった。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
桃太郎、カチカチ山、舌切雀、瘤取り、浦島さんなど、父は子供に讀んで聞かせる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
これは、海の櫻桃です。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
作例 · 標準
「山梨から届いた桃は、皮が薄くてとても甘かった。」
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「桃の皮をむくときに、果汁が指を伝ってこぼれ落ちた。」
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「庭に植えた桃の木が、今年はたくさんの実をつけてくれた。」
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