口争い
くちあらそい
名詞動詞-サ変
標準
quarreling
文例 · 用例
)老女 ――若い者等の口争い、見て居て歯痒い。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
ふだん言葉かたき同志の若い料理教師と、妹との間に、これ以上のうるさい口争いもなく、さればといって因縁を深めるような意地の張り合いもなく、あっさり済んでしまったのをみて、お千代はほっとした。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
相も変らず酔いどれて、女房に焼きもちを焼いて、破廉恥の口争いをしたりして、まるで地獄だ。
— ―――一幕三場 『春の枯葉』 青空文庫
小学校などに行っていて、同輩と口争いでもすると直ぐ二言目には小沼の竜女の血筋云々が相手の子供の口から出るのですから――」 多勢に無勢である。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
しかし女学校在学中でも友達と口争いはしたけれども、手を出すようなことの一度だってなかった加奈江には、いよいよとなって勢いよく手を上げて男の顔を撲るなぞということはなかなか出来ない仕業だった。
— 岡本かの子 『越年』 青空文庫
が、彼らの力が進むに従って、二人はいつも同じような口争いを続けていた。
— 菊池寛 『蘭学事始』 青空文庫
そうして一旦コンクリート塀の外へ飛び出してから、直ぐにまた、弓の道場の間に忍び込んで、あの廃屋の横の切戸の隙間に耳を近付けて、ドンナに真剣に、お二人の口争いに耳を傾けておりましたことか。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
大晦日の晩に、田中が生活のたつきを得ず、下宿に帰ることも出来ずに、終夜運転の電車に一夜を過したということ、余り頻繁に二人が往来するので、それをそれとなしに注意して芳子と口争いをしたということ、その他種々のことを聞いた。
— 田山花袋 『蒲団』 青空文庫
作例 · 標準
些細なことで夫婦が口争いをしているのを聞いた。
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二人は意見が合わず、激しい口争いになった。
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会議で、各部署の責任者が予算について口争いを始めた。
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