不和
ふわ
名詞頻度ランク #31981 · 青空 404 例
標準
discord
文例 · 用例
(自分に友人のないことは、この偏屈と我がままのためであつた、折角親しくなりかけても、それですぐ不和になつてしまふ。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
とけがたき不和のあひだに身を処して、 ひとり悲しく今日も怒れり。
— 伊藤左千夫 『『悲しき玩具』を読む』 青空文庫
妾は一人になると、ソファに埋れて、昨今佐野と妾との内部に萌した不和について考えると憂鬱になるのでした。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
どこにも行かずに家の中でごろ/\してゐる中におやぢとの不和が無性に嵩じて、碌でもない口喧嘩から、おやぢにしたゝか打ちのめされた揚句、みぞれの降りしきる往来に塵のやうに掃き出されてしまつた。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
表現――つまり言い現わし方そのものが独創性に富んでいるばかりでなく、「猫も杓子」云々という言葉の内容自身が、人間というものは独創的でなくっちゃいかん、不和雷同するな、人の言ったことや、したことの真似をすると嗤われるぞ――という、いわば独創の宣伝みたいな意味を含んでおります。
— 織田作之助 『猫と杓子について』 青空文庫
されば夫婦の間は、何時か不和になツて、父は虐待する、母は反抗する、一|家の粉統は事と共に募るばかりであツた。
— 三島霜川 『平民の娘』 青空文庫
王家の不和は、臣下の信頼を失い、民の心を暗くし、ついには外国に侮られます。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
すなわち、やがて不和の基。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
作例 · 標準
ささいな意見の食い違いから、長年連れ添った夫婦の間に修復しがたい不和が生じてしまった。
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プロジェクトチーム内で生じた人間関係の不和が原因で、開発スケジュールが大幅に遅れている。
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遺産相続を巡って兄弟間に不和が生じ、最終的には裁判で争うことになってしまった。
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