世間知らず
せけんしらず
名詞-の形容詞形容動詞名詞
標準
ignorant of the ways of the world
文例 · 用例
まア我儘な、世間知らずのお坊ちやん育ち、それに異性との苦勞もさして知らないのだから、作家的に言へば甚だ貧弱な半生の持主である。
— 南部修太郎 『自分のこと』 青空文庫
」「世間知らずだからなあ。
— 平出修 『瘢痕』 青空文庫
が、それは固より酒の上の冗談に過ぎないのを、世間知らずの山育ちの青年は唯一図に真実と信じて、此に飛でもない恋の種を播いたのであろう。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
」 株屋とはいっても、彼はまだ年が若く、世間知らずであった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
世間知らずの少女が意地を張り出したように鼈四郎にはとれた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
その為に世間知らずの非常なはにかみやになって終いました。
— 太宰治 『わが半生を語る』 青空文庫
自分の良心の許可まで受けている気になって――否、良心の批難の方が時代遅れの世間知らず位に考えて――甚だしきに到っては男性の愛と女性の愛とはその根本の要素に格段の相違があるものなぞと悟りを開いて、盛んに性欲の漏電や性愛の混線をやるに決っております。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
そうして三十か四十になると、吾が児の純な鼻の表現を見て、「まだ世間知らずだなあ」 なぞと悲観するという。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
作例 · 標準
彼の世間知らずな質問は、彼が世間知らずであることを示していた。
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保護された環境で生活することは、世間知らずになる原因となる可能性がある。
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彼女は、金銭問題に対する世間知らずな態度で批判された。
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