世事に疎い
せじにうとい
表現形容詞
標準
inexperienced
文例 · 用例
四 西田先生は、世事に疎いいわゆる哲学者ではない。
— 三木清 『西田先生のことども』 青空文庫
また世事に疎い、学者肌の人だったから一向鞄持ちの役目も出来なかったのです。
— 三浦環 『お蝶夫人』 青空文庫
その折の選者委員の長が理財局長といふのだつたが、世事に疎い私は、その局長がその後すぐさまに次官になるほどの人物とは知らなかつた。
— 高田保 『貸家を探す話』 青空文庫
此ならば「神職が世事に疎い。
— 折口信夫 『神道の史的価値』 青空文庫
「どうも変ですね」 世事に疎い彼は、細君の父がどこへ頼んでも、もう判を押してくれるものがないので、しまいに仕方なしに彼の所へ持って来たのだという明白な事情さえ推察し得なかった。
— 夏目漱石 『道草』 青空文庫
先生は世事に疎いほうだから、いっこう気づかれぬ模様だったが、ある時、その多少の諧謔味のあるゆえんを説明すると、石亭先生は、やにわに膝をうって、「それァ、いいですな。
— 久生十蘭 『犂氏の友情』 青空文庫
――先頃、貴公がわしの陣を去って、潁川のほうへ立ってから間もなく、勅使左豊という者が、軍監として戦況の検分に来たが、世事に疎いわしは、陣中であるし、天子の使いとして、彼を迎えるに、あまりに真面目すぎて、他の将軍連のように、左豊に献物を贈らなかった。
— 桃園の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
彼は研究に没頭するあまり、世事に疎いところがあり、最新のニュースもあまり知らない。
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「お恥ずかしい話ですが、世事に疎くて投資のことなどはさっぱり分かりません」と彼女は苦笑した。
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温室育ちの彼は世事に疎く、騙されやすい性格なので周りが心配している。
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