佳麗
かれい
形容動詞名詞
標準
beauty
文例 · 用例
)麻川氏を惜しむこころ、麻川氏の佳麗な文章や優秀な風采、したたるような新進の気鋭をもって美の観賞を誤って居るようなもどかしさを葉子は感じたからである。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
その時世高は二十歳を過ぎたばかりであったが、佳麗な西湖の風景を慕うて、杭州へ来て銭塘門の外になった昭慶寺の前へ家を借りて住み、朝夕湖畔を逍遥していた。
— 田中貢太郎 『断橋奇聞』 青空文庫
如何ばかりの信者を得たるかは知らねど、この佳麗の少婦のみは、熱烈なる信者也。
— 大町桂月 『妙義山の五日』 青空文庫
予想したにも過ぎた佳麗な人を見ては、自分が得なかった場合にはこのすぐれた人は他人の妻になっているのであると、こんなことを想像する瞬間でさえ胸がとどろいた。
— 真木柱 『源氏物語』 青空文庫
看尽煙花細品評、始知佳麗也虚名、従今不作繁華夢、消領茶煙一縷清。
— ―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文― 『骨董羹』 青空文庫
後宮の佳麗三千人と云ふと、おれは何時もお前たちが、重なり合つた楼閣の中に、巣を食つた所を想像する。
— 芥川龍之介 『動物園』 青空文庫
それは全くピトレスクで、眺望の佳麗を以て知らるる雲仙の序曲であるにふさわしい。
— 菊池幽芳 『雲仙岳』 青空文庫
後宮の佳麗三千人、これは支那流の形容詞、しかし家斉将軍には事実五十人の愛妾があった。
— 国枝史郎 『柳営秘録かつえ蔵』 青空文庫
作例 · 標準
その女優は並外れた佳麗さで観客を魅了した。
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佳麗な容姿と知性を兼ね備えた人物。
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舞妓さんの佳麗な姿に、海外からの観光客は目を奪われた。
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